「Ethdelay」は、以下の機能を提供します。また、これら全ての機能は、Webブラウザから簡単に設定することができます。
制限帯域: 10Kbps ~ 10Mbps (1Kbps単位で指定)
アルゴリズム: トークンバケツ方式 または リーキーバケツ方式の選択式
ロス率: 0 ~ 100% (0.01%単位で指定)
※ロス率0%でも通信条件によってはパケットロスが発生することがあります。
遅延時間: 0 ~ 10sec (1msec単位で指定)
※ ゼロを指定しても15msec程度の遅延が発生します。
分散アルゴリズム:固定/一様分布/正規分布の選択が可能です。
正規分布の場合に分散値を指定できます。
出力形式: CSV形式
蓄積時間: 最大 4.5 時間
「Ethdelay」は、ネットワークの経路に挿入するブリッジタイプでの接続となります。ブリッジ接続により通過する全てのパケットを対象に、自動的に遅延の発生やパケットロスを再現するため、既存ネットワークの構成変更は一切不要です。
「Ethdelay」は、データリンク層(レイヤ2)で動作するため、通信プロトコルによる制限は一切ありません。また、既に一部で運用が始められている、次世代のインターネット通信規格「IPv6」にも対応しています。
※ 管理画面へのアクセスはIPv6には対応しておりません
※ パケットサイズは1500バイトまでです。サイズの大きなタグVLANパケットは通過できません。
1500バイト以上のパケットサイズをご利用の場合はEthdelay2ExまたはEthdelay2Proをお求めください。
最大スループットは10Mbpsまでとなっています。
※ 設定画面用のパケットも片側のインターフェースに流れるため、グラフ表示等によりごく僅かですが帯域を消費します。
※ 製品仕様は、お客様のご要望に合わせて、柔軟にカスタマイズ可能です