ISPやケーブルテレビの高い性能要求に対応するために性能改善を続け、キャッシュがある場合で10万qps、キャッシュがない場合でも2万qpsと広く使われているBINDの3倍程度の速度が出ます。
処理の対象がスロークエリで埋め尽くされてしまわないように一定の割合以上にスロークエリが発生してしまった場合、スロークエリを破棄して新規のリクエストを優先して処理するようになっています。
水責めを防ぐため、ドメインレートリミットによる短期間での同一権威サーバへの大量リクエストを防ぐことも可能です。
また、攻撃を受けている高負荷時でもサーバがダウンしないように各種リソースの上限値を細かく設定できます。
エントロピーを上げるため、権威サーバへの問い合わせに使用する送信元ポートの範囲を指定でき、独自のアルゴリズムでランダムに選択します。
また、クライアントからの同一内容での複数リクエストは1つにまとめて権威サーバに送ることによりバースデーアタックを対策しています。
自社によるフルスクラッチで開発しているため、ソースコードレベルのサポートが国内にて日本語で且つ迅速に可能です。
「ProDNS」ではRFC1034, 1035, 2181,2308,1123,6891,2671等、業界標準規格である各種RFCに準拠しています。大きなサイズのパケットを送信するEDNS0にも対応しています。
DNSの評価・運用に必要な各種ツールも提供しております。
・統計情報の取得ツール:DNSキャッシュサーバの統計情報を取得することができます。
・snmpツール: 統計情報をNET-SNMP経由での取得が可能になります。
・起動スクリプト:Cent6のsysvinit、Cent7のsystemctlに対応した起動スクリプトを用意しております。
その他、ご要望に応じてさまざまなツールをご提供可能です。
※ 製品仕様は、お客様のご要望に合わせて、柔軟にカスタマイズ可能です