平素より格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。
長らくご愛顧いただいたEthdelay2Proはハードウェア製造終了にともない販売終了しました。
お客様には、ご迷惑をお掛けし誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解を賜り、今後とも弊社製品をお引き立ていただきますようお願い申し上げます。
契約済みのサポートについては引続き対応をさせていただきます。
「Ethdelay2Pro」は、以下の機能を提供します。また、これら全ての機能は、Webブラウザから簡単に設定することができます。
制限帯域: 10Kbps ~ 800Mbps (1Kbps単位で指定)
アルゴリズム: トークンバケツ方式 または リーキーバケツ方式の選択式
ロス率: 0 ~ 100% (0.01%単位で指定)
※ロス率0%指定でも完全にロスがないことを保証するわけではありません。
遅延時間: 0 ~ 10sec (1msec単位で指定)
※ ゼロを指定しても2msec程度の遅延が発生します。
分散アルゴリズム:固定/一様分布/正規分布の選択が可能です。
正規分布の場合に分散値を指定できます。
ファイル取得
出力形式: CSV形式
蓄積時間: 最大 6 時間
リアルタイムログ出力
出力形式:CSV形式
※リアルタイムにログが出力されます。
※ サイズの大きなタグVLANパケットを通過させる際は、MTUを大きく調整してください。
外部プログラムから設定を受け取り変更する機能
これにより時間差での設定変更など自由に変更が可能です。
「Ethdelay2Pro」は、ネットワークの経路に挿入するブリッジタイプでの接続となります。ブリッジ接続により通過する全てのパケットを対象に、自動的に遅延の発生やパケットロスを再現するため、既存ネットワークの構成変更は一切不要です。
「Ethdelay2Pro」は、データリンク層(レイヤ2)で動作するため、通信プロトコルによる制限は一切ありません。また、既に一部で運用が始められている、次世代のインターネット通信規格「IPv6」にも対応しています。
※ 管理画面へのアクセスはIPv6には対応しておりません
「Ethdelay2Pro」は、最新ファームウエアで測定機能も追加しました。同一セグメント内での測定に限定されますが、単独で使用することや、回線シミュレータの動作確認に利用することもできます。測定にはUDPパケットを使用します。
※ 測定機能の最大スループットは、単独で約320Mbps、回線シミュレータと同時使用で約230Mbpsです。
最大スループットは800Mbpsまでとなっています。
※ 製品仕様は、お客様のご要望に合わせて、柔軟にカスタマイズ可能です