鉄道模型のページ(9)
ついに9ページ目・・・。
久々のNゲージです。 KATOが復活してくれた西部E851電気機関車のセメント列車セットです。発表と同時に予約していましたが、期待通りの素晴らしい出来栄え。西武線沿線の私としてはとてもうれしいです!
開放テコや手すりなど、なかなか細かいこだわりがあり、また何よりこの複雑な塗装が綺麗に仕上がっているのが良い感じです。もちろん走行もフライホイール付でとても滑らか。
西武101系も復活するようですが、この勢いでニューレッドアロー号も登場させてくれると良いのですが・・・ほぼ毎日乗っている私が見てもいまだにあまりカッコいいとは思えないので無理かな・・・。
電気機関車の出来もさることながら、じつは貨車の出来がかなり素晴らしいです。 このセットはあっという間に完売したところも多いようですが、西武線というちょっとマニアックなものなので、実はちょっと取扱規模が小さいお店に残っていたりするようです。
さて、KATOといえばE231系山手線も話題ですね(?)。すでにマイクロエースのを持っていたのですが、とりあえずあるお店に在庫があった4種をGETしてみました。 早速マイクロエースとの比較です。
マイクロエースのE231はかなり良い出来なのですが、不満は4つ。「フル編成で動力車が2台あるのが気に入らない。」「ヘッドライト部分に白い枠が無い。」「カプラーがいまいち。」「パンタグラフが完全に下がりきらない。」
KATOは単品売りなので動力車は1つしか買わなければ良いのでOKです。ヘッドライトの白い枠もしっかりあります。カプラーもボディマウントでなかなか良いです。
方向幕もKATOの方が黒が透けなくて良い感じです。面白いのは、マイクロエースのは内回りの方向幕シールが、KATOのは外回りの方向幕シールが入っていました。
と言うと、KATOの方が良いじゃない、と思ってしまいそうですが、E231に関してはそうでも無い気がします。全体的にKATOの方が塗装などの関係で安っぽく見えます。塗装を省略している点も多いです。また、室内灯がいまだにKATOは電球のものだけなので、TOMIXの白色LED室内灯をつけられるマイクロエースの方が暗くして走行させる際には感じが出ます。 ヘッドライトなどの点灯の為の部品の客室へのはみ出しもマイクロエースの方が少なく、室内灯を点けると差が出ます。
マイクロエースの方が車幅がある感じですが、毎日見ている私としては印象が似ているのはマイクロエースの方という感じがします。ちょっとKATOはあっさりしすぎかな。
横から見てもかなり感じが違います。KATOは窓の色を全て透明にしてしまっています。マイクロエースは青い部分を拘って分けています。また、どうもKATOの方はドアの窓の形が四角くなりすぎている気もします。 動力車はKATOの方は新型らしく、低速を重視した改良を行ったようなのですが、確かに低速側は良いものの、なんとなくジージー音がうるさくなった気もします。マイクロエースの動力はばらつきが多く、当たると静かで滑らかなのですが、ほとんどが走り出しが悪く、音も変な音がする感じです。まあ当たり外れはKATOの方が無いので良いとおもいますが。
ということで、大抵は同じものがあるとKATOが勝ち、と言うことが多いのですが、E231はヘッドライトの枠と動力車、パンタグラフ以外はマイクロエースの方が良いかもしれません。毎日見ている車両なのでこの判定には結構自信があります!?まあ値段もマイクロエースの方がかなり高いですからねぇ・・・。
台車もなんとなくマイクロエースの方がスカスカした感じが実車に似ている気もします。
ヘッドライトの枠だけはどうしても欲しい気がするので、KATOの部品でも加工して使えればいいですが、寸法がかなり違いそうなので難しそうですね・・・。
マイクロエースはスーパー北斗もそうですが、ボディがアルミ・ステンレスなど金属のままの車種は良い感じですね!動力車がもう少しまともになってくれると良いのですが。
結局KATOのE231山手線もフル編成にしてしまいました・・・。 マイクロエースの方は全車両にTOMIXの白色LED室内照明を装備していますので、ごらんのように部屋を暗くするととても良い感じ。もっとも白色LEDはかなり明るいので部屋を暗くしなくても十分良い感じですが。うーん、11両分でいったいいくらかかっているのじゃぁ。。。 KATOは相変わらず電球の室内灯しかないので・・・でも一応つけておこうかな、安いし。
せっかく両方を並べたので比較でも・・・。 パンタグラフはKATOの方がしっかりたためて作りとしても良い感じです。
マイクロエースの方はさすがにTNカプラーは高いので諦め、KATOカプラーにしてありますが、KATOのボディマウントカプラーに比べるとやはり連結間隔はかなり違いますね。
クーラーです。KATOは前車この大きいタイプのクーラーがついていますが、実車もそうでしたっけ? まあ、それはともかく、ファンの再現などさすがKATOと言う感じはあります。マイクロエースも端の色を変えたりしてがんばっていますが。マイクロエースの方はかなりぴかぴかのメッキですが、実車も意外とピカピカしているかもしれません。
いやー、毎日見ているだけにうれしいですねぇ。ただ山手線は島式ホームが多いので・・・。KATOの複線線路は簡単に複線お座敷レイアウトが楽しめるのは良いのですが、どうも中途半端。ホームもこの対向式だけですし、ポイントなどもこれ専用のはありません。普通のレールもつなげられますが高さが違うので走行に支障が出ます。 対抗式ホームは実は大きな欠点があり、プラスチックの伸縮による為か、だんだん線路が上下に波打ってきました。一度分解して調整してみた方が良いかもしれませんねぇ・・・。
メルクリンやフライッシュマンのしっかり丈夫な線路を見慣れるとKATOのユニトラックもちょっと華奢な感じです。
さて、6扉車も比べてみましょう。やっぱりKATOのは窓が四角くなりすぎている感じがします。マイクロエースはE231に限らずメリハリの強い表現で、これが意外と金属剥き出し車両にはマッチしているのかもしれませんね。 KATOも205系ではドア周りなど質感を変えた塗装がされていてメリハリがあってよかったのですが、E231はちょっとあっさりしすぎという感じです。 うーん11両揃えたものの、マイクロエースの方が良いかなぁ・・・。動力車はKATOの方がいいですが、KATOの今までのタイプの方が音も静かで良かった気もします。ジージーうるさいのと、低速が粘るのは良いのですが最高速が遅いのと、低速から高速の真中くらいがちょっと急激に変化する気がします。
まあ、値段はKATOの方が断然安いですし、ヘッドライトの枠もあるし、両方あってもいいか・・・。
しかし、メルクリンでデジタル運転を楽しんでしまうと、普通のアナログ運転、寂しいです。日本のは実車に似ていると言う点ではNもHOもがんばっている気がしますが、走らせる面ではあまり進歩していない気がします。HOは急カーブ曲がれないし、デジタルはKATOがデジトラックスを扱っているものの、全く一般レベルに広まっていないですし。ドイツなどとは鉄道模型の市場規模が全く違うようですが、商品の方ももう少し工夫して魅力的になると良いですね。今の状態だとただ買って集めておしまい、って感じです。まあメーカーはその方が手っ取り早く儲かるのでしょうけど。
たくさん買って集めると言う意味では安いNゲージの方が楽ですし、場所も取らないのでいいかもしれませんが、走らせたときの迫力やデジタル化を考えるとやっぱりHOという感じがします。が、日本のHOは急カーブを曲がれないので今度は場所の問題が出てきてしまい、手を出しにくくなってしまっていますね。どうも悪循環に陥っている気が・・・。
HOのプラットホームを買いました。これまで国産HOでもホームが無く、停車させるとやはり寂しかったのですが、KATOなど、国産ではホームは無く、もう少しマイナーなキットならあるのですが結構な値段で買えませんでした。Kibiriのホームですが、あちらの国ではさすがに鉄道模型が盛んな為、輸入でもそれほど高い値段ではありませんでした。 最近はドイツでもホームが高くなってきているそうですが、手持ちは古い車両が多いので低いタイプにしたところ、メルクリンのCレールではレール面とホーム面がほぼ同じ高さ…。これはちょっと格好悪いですね・・・。 こちらはフライッシュマン。プロフィレールは道床付きながら低いのでそれらしい高さになります。 なお、103はTwin-Decoderを組み込み、デジタル化してみました。が・・・どうもTwin−Decoderはいまいちです。停止状態でヘッドライトONしても点灯せず、走行を始めると点灯します。これはFMZからの名残らしいですが気に入りません。また、速度1の走行状態から停止状態にするとカクンと停止してしまいます。ブレーキングディレィは1→0のところでは効果が無いようです。さらに、速度の変化がアクセラレーションディレィをかけても結構急で、どうもしっくりしません。IntelliboxでのCV値設定も読み込みが必ずゼロになり、書き込みの成功率もいまいち。
結局アナログに戻してしまいました。LokSound2でももう1つ買ってチャレンジしようかな・・・。
こちらは線路が低いので、ホームとのバランスもなかなかです。ただし、プロフィレールの複線間隔はCレールより狭く、ホームが間に挟まりません・・・。 線路を渡るための通路もピッタリつかえます。Cレールでは全く使えません…。 プロフィレールはルックスも良く、ジョイントがCレールに比べると頼りない点以外はかなり好みなのですが、ポイントをデジタル化しようとした際に、デコーダーを道床内に入れることができない点はかなり残念です。どちらかと言うと固定レイアウト向きかもしれません。
うーん、どちらも魅力的ですが、走らせると言う点ではメルクリン、車両の値段・出来の良さのバランスではフライッシュマンかな・・・。メルクリンでは安い機関車でも現行では最低デルタが入ってますので、デジタル化は非常に楽です。ポイントなどのデジタルかもシステム化されていて確実に誰もが出来ます。フライッシュマンはデジタル化に関しては国産に毛が生えた程度のレベルかもしれません。ただ、2線式ながらも安定性は断然高く、車輪やレールの汚れも国産に比べて非常に少ないです。材質の違いでしょうか。
西武E851系電気機関車が2台になりました。やはり電気機関車の重連はカッコいいものです! さよならE851編成の客車も到着しました。機関車にはヘッドマークをつけてあります。客車はJRの車両です。 どうせなら特急小江戸号をこういう編成で走らせてくれると趣があって、会社帰りも楽しめそうですが・・・。終点駅での機回しが問題ですね。
貨物列車セットのE851電気機関車は初期型で、単品売りは後期型なのですが、実際は避雷器が違うだけです。 さて、今度はHOのドイツ103型電気機関車です。ついに3台になりました。 2003年インサイダー限定のメルクリン103をタイミング良く入手できました。これだけ金属ボディでもったときにずっしりした感じが良いです。
左から、フライッシュマンIC30周年記念セットの103、メルクリンHobbyシリーズ103、2003年限定103です。 2003年限定の103はご存知のようにパンタグラフ上下がリモートコントロール出来ると言うことで話題になりました。
正面から見るとメルクリンの2つは非常に良く似ています(あたりまえか・・・)。ワイパーがダブルリンクの表現をしているのと、向かって左側に手すりがついた点が違います。 フライッシュマンの103はちょっと大柄で(メルクリンが小柄?)、全長も長いのですが、車幅もちょっと広い感じです。結構気になるのが実はバッファーの間隔で、フライッシュマンのは左右に広すぎる気がします。このため、スカート部分の配管もちょっと離れすぎでは?
屋根はメルクリンのHobby103だけセンターが銀色でかなり印象が違います。一番ディテールが細かい感じなのはフライッシュマンですが、メルクリン2003年限定103もだいぶ細かい仕上がりになっています。 ボディのつなぎ目は、フライッシュマンは繊細に黒いラインが入っていて、メルクリン2003年限定もカタログなどによると黒いラインが入っていたのですが、市販品はいろいろな方の情報を見てもラインは入っていないみたいですね。
話題のリモート制御可能なパンタグラフです。なんと糸ドライブ。よくみると写真でも糸が見えます。 パンタグラフ自体も赤く着色され、作りも良い感じです。
上下動時は多少音がするのと、すーっと上がるというよりガタガタガタ、と上がる感じですが、程よいスピードで、確かに結構楽しめます。
ただ、サウンドとパンタ上下、どちらが楽しいかと言われるとやっぱりサウンドと言う気もしますね。
3つともワイパーの表現がかなり違うのは面白いところです。メルクリンの103はボディを固定しているネジがパンタの側にむき出してあるのですが、古いほうはマイナスネジで金属色のまま、今回のはプラスネジで一応ボディ色に着色されています。 運転席の表現もHobby103以外はまずまずされています。
メルクリン2003年限定103はテールライトがつきます。ヘッドライトは黄色で3箇所、テールライトは下の2箇所ヘッドライトと同じ場所ですが赤くなります。これはちょっとうれしいですね。 メルクリンの2つの103は本当に似ていますが、なんとなく2003年限定の方が顔つきがほっそりした印象を受けます。ワイパーの形のせいなのか、ボディ色のベージュが白っぽいのかは分かりませんが。
メルクリン2003年限定103の内部です。モーターはC-Sineで、これはかなり静かでスムーズです。5極モーターでも十分いい感じですが、それ以上です。ただ、走行特性がちょっと変わります。最高速を同じくらいに調整しても、低速側は5極より遅い気がします。また、走行状態→停止の場合に、C-Sineは1→0で結構すぐに止まってしまいます。5極はそこで独特の粘りがあるのですが。 パンタ上下用のピエゾモーターです。前後用2つ別々についています。 デジタルコントローラーはちょっと傾いて装着されています。
ボディ側です。パンタ上下用に釣り糸のような透明の細い糸が存在します。糸を小さなリールで巻き取ってパンタを下げます。なかなか原始的な方法ですね。上下リモートコントロールの変わりに、架線集電はできません。 前後のパンタグラフを結んでいる基板は・・・
機械室照明のための部品です。細かい点ですが、結構雰囲気はいい感じです。 サウンドが無いのがちょっと寂しい機もしますが、VT11.5同様、金属ボディは実に良い感じですし、C-Sineモーターの走りもなかなか良いです。ちょっと高いですがまずまずの満足感です。
ついに・・・サウンド付き蒸気機関車をGETしました。メルクリンのBR01.10です。ヘッドライト&テールライトON/OFF、発煙ON/OFF、整備灯ON/OFF、汽笛、蒸気音ON/OFFがデジタルコントロールできます。 整備灯はなかなか雰囲気が出ます。
製品にはピストン尻棒カバーも付属していますが、R500mm以上のカーブでないと前輪とぶつかります。標準では非装着ですが、やっぱりつけるとカッコいいです。 360mmカーブではごらんのように完全にぶつかってしまいますね。 多彩な機能を持ちながら、意外と機関車本体はシンプルです。C-Sineモーターです。 テンダーにはデコーダー・サウンド用の基板があり、スピーカーもかなり大きなものがついてます。この大きなスピーカーのおかげで、音量は非常に大きく、すぐにボリュームを小さく調整しました・・・。
手前に転がっているのが発煙装置。別売りです。
牽引させる客車が無いもので(持っているのはTEE客車ばかりなので・・・)、フライッシュマンのIC30周年記念セットの1等車をつなげています。 発煙は予想以上にそれっぽく、103のパンタ上下より発煙のほうが楽しいかもしれません。ただ・・・煙突はもとより、ボディ全体がかなり油でギトギトになります・・・。
サウンドは汽笛は1種類ながらまずまずの音色ですが、蒸気の音はワンパターンでちょっと寂しいです。ブレーキ音など他の音も出ません。が、動輪の回転と蒸気音は完璧に同期していて、1回転で3回シュッと音が出ます。
走行もC-Sineモーターのおかげで金属ギアを多用した蒸気機関車としては静かな方で、もちろん超低速から高速まで実に安定した走りです。
せっかくなので、KATOのD51と並べてみました。D51は1/80、BR01.10は1/87ですが、BR01.10のでかさが良く分かります。標準軌ですしね。もっともD51は日本でもそう大きな機関車では無いので、C62あたりと並べるべきですね。 ドイツの赤い下回りはやっぱりカッコいいですね!スポーク動輪が赤い色で実に良い感じです。 金属ボイラーでサウンド・発煙・デジタルコントロールまで出来て、実は値段はそんなにびっくりするほど違わないと言うのがドイツの鉄道模型のすごさで、売れる量がけた違いと言うことが値段にも影響しているのでしょう。
メルクリンは最近精密再現化が進んでますが、それでも丈夫で、BR01もデコーダーの設定を変えたりするのにゴロゴロ転がしたりしても全然気にせずに作業できます。しかも分解が非常に簡単。分解図まで付属してます。KATOのD51はゴロゴロ転がすとすぐに細かい手すりなどの部品が取れてしまいます。分解は気が遠くなるほど大変で、大抵は分解中に部品が折れたり割れたりしてしまいます。思想の違いは大きいですね。
メルクリンの車輪のフランジの高さも圧倒的で、これが安定した走行を生み出しています。