鉄道模型のページ(5)
ついに5ページ目・・・。
KATOの9600です。KATOの蒸気機関車は設計の古いものが多く、マイクロエースのディテールに比べるとちょっと寂しいものが多かったのですが、9600はかなりがんばったようで、モーターも小型の新開発で、フライホイールもついています(あまり効果は無い気もしますが)。
黒染め車輪や、テンダー部のライトが点灯する点、パイピングもなかなか見事です。 一番いいのは運転室でしょう。モーターを小さいものにしたおかげで、運転室が再現されています。窓の木枠の表現も渋い!
EF65 500番台特急色です。高校生のときに乗った「はやぶさ」にしました。もっとも私が乗ったときは24系になっていて、EF65も1000番台だった気もしますが・・・。 1000番台とは違う、凛々しい表情がたまりません。
20系寝台車です。渋い・・・。 20系は急行で編成を持っていたはずですが・・・。
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なんと!HOでした!!! ちょっといろいろなことに疲れていて、気分転換に、と買ってみました。大きさの差は分かっていたのですが、実際にやってみると、精密なディテールや、重さ、走行音など、Nとはまた違った魅力がたっぷりです。
KATOのHOはプラ製ですが、EF65はかなり重たく、後付けパーツも多く、なかなか楽しめます。金属製パンタグラフもまた良いものです。
一番Nと違うと感じるのが、連結器で、Nではどうしても大きめで長さも長いのですが、HOはかなり実物に近い感じです。
大きなフライホイールのおかげで実に走行も滑らかです。
20系寝台車も素晴らしいディテール!なんと室内のハシゴまでしっかり再現されています。車掌室には電話機もあり、食堂車の窓にはカーテンもあります。 客車も後付けパーツが結構あり、またインレタが大変ですが、なかなか満足できます。
さすがに単純なエンドレスでも一部屋使ってしまうことから、長編成を何台も走行させて楽しむのは一般家庭では無理ですが、列車自体の満足感は想像以上のものです。
金属製モデルは超高額ですが、KATOやTOMIXのプラ製ならNとそれほど違いませんし、レールも大差ない値段です。
HOゲージは高いのでなかなか買い捲ることは出来ませんが、結構楽しんでいます。 EF65はスカートまわりに手を入れてみました。カプラーもKadeeカプラーに交換です。#5です。
架線柱も買ってきてみました。あまり作りは良くないですが、雰囲気はかなり出てきます。
20系もカプラーはKadeeにしました。こちらは#34。オリジナルのカプラーより短くなり、見た目も良くなります。
せっかくKadeeカプラーにしたので、やはり自動開放を楽しみたいと思ったのですが、KATOのHO線路にはマグネット組み込み線路は無く、自作するしかありません。 KadeeのHO用マグネットを買ってきて作ってみました。やっぱり楽しいです。
せっかくの寝台車なので、どうしても室内灯をつけたかったのですが、全然売ってなく、通販で散々探して何とか2つ。なんとかあと4つ見つけましたが、KATOは毎回こういうのが困ります。せっかく製品は良いのに。 普通の電球なので高速にしないと暗いのですが、精密な室内表現のおかげで実に良い雰囲気です。この辺はかなりNゲージと差をつけます。
本当に寝台車にでも乗ってどこかに行きたいなぁ・・・。
KATOのHOゲージD51です。HOはやっぱり蒸気機関車を走らせてみたく、かといって高価な金属モデルは手が出ないのでKATOのD51にしました。 本当は新品が欲しかったのですが、EF65-500が転落事故にあってしまい、そちらも代わりを買う関係で、たまたま安くあった委託品にしました。
組みあがっていましたが、組み立てはとても上手で良かったです。ただ、説明書とスノープローなど部品が多少ありません。
やっぱりHOスケールでの蒸気機関車は素晴らしい。Nで不満であった走りやディテールも満足です。走行は実にスムーズなのですがフローリング上で走らせると結構唸りがすごく、夜中はちょっと気になります。 ナンバープレートも装着済みの458号機しかなかったのですが、盛岡で活躍していたナンバーのようです。
運転手も乗せてみましたが、蒸気機関車には本当に効果的です。
Nと異なり重たく大きいのにディテールが細かいので持つのが非常に困難です。金属モデルはもっと気を使いそうですね。
D51も前後ともケーディカプラーにしました。テンダー側は#5で無加工でOKなのですが、前側は非常に首の長いカプラーが使われていてケーディには対応する寸法がありません。 どうせ加工が必要なら、と、よりリアルな#58を使ってみました。左側の#5と比べるとコンパクトで形状もリアルです。
D51のスノープローはパーツを見つけることが出来ました。せっかく見つけたので装着しています。 集煙装置や重油タンクはつけていないシンプルな姿のほうが今のところ好みなのでつけてません。
EF65P型重連でブルトレ牽引!ありえない気もしますが・・・。 実はEF65が転落事故(ようするに、落っことされた・・・)にあい、何とかがんばって直したのですが近くで見ると気になり、KATOのことですからあるうちに買わないと今度は買えなくなるのでもう1台買ったのでした。
正面側だけカプラーをちょっとコンパクトな#58にしてみました。
2台の連結部分。うーん、かっこいい。Nゲージと違って連結間隔が比較的短いのが良いです。 新たに買ったほうは運転席窓下の手すりパーツが不良で、文句を言おうかと思ったのですが、どうせ太さが気に入らなかったので、0.3mm真鍮線で自作してみました。
右が運転席窓下の手すり自作の方です。結構違いますよね。実機ではテールライト脇の手すりと運転席窓下の手すりでかなり太さが違うので、KATOのEF65をお持ちの方は自作するとかなり印象が近くなります。 カプラーも左は#5、右は#58。まあ近くで見ないと良く分かりませんね・・・。
左のパンタグラフはちょっとゆがんでしまっていますし、運転席窓の真中の柱も折れてます。反対側は窓が割れてしまっています。何しろかなりの重量のもので、転落は致命的です。真鍮モデルよりは強いのでしょうけれど・・・。
281系スーパー北斗です。北斗星に乗っていて何度か抜かれて、特急なのに特急に抜かれるとは・・・と感じてましたが、北斗には新婚旅行で乗ったものの、スーパー北斗にはまだ乗ったことがありません。 マイクロエースの新製品ですが、なかなか良く出来ています。KATOのようにカーブで振り子を再現してくれるともっと良かったのですが・・・。
ヘッドライトがかっこいいですね。
反対側です。幌があるほうです。テールライトも変わったところにあります。 マイクロエースのこだわりが、シートカバーと床下表記・塗り分けでしょう。 走行性能がもう少しKATO並に低速から滑らかならいいのですが。
しかし、せっかくかっこいいので増結セットも、と思ったのにどこにも在庫が無い!
183系北斗との並びです。もうこのタイプの183系は北斗で使っていないようですね。 乗ってみたいなぁ・・・。
ようやく探したスーパー北斗増結2両セット。増結は283系です。似てますが良く見ると結構違います。 せっかくなので全車両TNカプラーにし、白色LED室内灯を入れました。これだけでものすごい金額です・・・。
282-2000番台には回送用運転台があり、ヘッド・テールライトも点灯します。 最近のマイクロエースは台車の転がりも良くなり、スーパー北斗は高速で走行させると「キーン」となかなかかっこ良い音もします。
さて、問題は、基本セットと増結セットの連結をどうするかです。すでに基本セットは全てTNカプラーにしたので先頭車ももちろんTNにしたいのですが、説明書にかかれている、カプラー本体部分交換タイプは伸縮式ではなく、ルックスも、連結面もいまいちです。しかも、R282のS字ではほとんど脱線してしまいます。 そこで、ボディマウント伸縮式TNを改造して組み込みました。ルックスもごらんのようにまずまずです。
連結させたところです。282-2000番台側もただつけると脱線の確立が高く、少々前に出すようにしました。 直線ではごらんのように幌はかなり接近し、カーブでも問題なく通過可能です。
283系と281系の先頭車を比べてみると、まずヘッドライトがかなり違います。283系はちょっと光が弱いですね。 テールライトも異なります。283系もテールは明るい・・・。 実はボディ断面も結構違うのです。右の283系の方が屋根側を絞っています。 煙突もかなり違いますね。
北斗星・北斗・スーパー北斗と、北斗が揃いました。スーパー北斗だけ乗ったことが無いのが悔しい! こちらはHOですが、貨車を増やしました。トラ45000と、ヨ5000を買ってきました。ヨには室内灯を装着し、このように実に味わい深い感じになります。
どうしてもスーパー北斗を振り子させたくて、台車の集電用バネなどを工夫して一応ごらんのようにカーブで傾くようにしてみました。 おそらくガチョウハウスの製品と同じような方法だと思うのですが、バネをちょっと伸ばしたりするのがばらつぎが出てしまい、いまいち不安定です。やはりガチョウハウスの製品を買ったほうが良いかな・・・。
顔の長い281系は振り子するとカッコ良いのです。
283系も。動力車以外は全て加工してみました。 ただ、バネの強さがばらついているのと、TNカプラーとの相性がいまいちです。もともと無加工でもTNカプラーとの相性はあまりよくありません。連結面下部の調整が必要です。
HOのD51による貨物列車です。なぜか全て真っ黒・・・。2軸貨車独特のレールを刻む音もなかなか良いものです。 D51は客車を牽くこともあったので、旧型客車、いわゆる雑客列車も揃えてみました。 雑客列車には欠かせないのが、荷物車や郵便車です。TOMIXのオユ10非冷房(青)を買ってみました。TOMIXのHOは実はこれが最初なのですが、なかなか精密なつくりです(その分値段もKATOよりちょっと高いですが)。 ただ、集電が、台車片方で片側のレールからしか集電していないためか、照明がちらつきます。せっかく室内灯もつけたのに・・・。室内灯の明るさは二つ電球を使うだけあってかなり明るいです。
マニ60あたりも欲しいのですが、安いプラ製では出てないようです。
KATOのオハフ33です。絞り込まれた妻板・屋根が良い味を出しています。 私が子供の頃は田舎(宮城)に行くと、東北本線の各駅停車で、雑客列車が使われていて、ドアは走行中でも開くし、最後尾もその気になれば飛び降りられるし、不思議な気分でした。室内も木がたくさん使われていて天井の丸い蛍光灯とともに実にクラシックな感じが今思えば懐かしいです。もっとも、子供の頃は485系特急などの方がはるかに興味がありましたが。
こちらはスハフ42です。オハフ33に比べると多少近代的ですね。 東北本線では青と茶色では私の印象では茶色の方が多かった気がしますが、大抵混ざっていました。高校生の頃に父と二人で田舎までできるだけ各駅停車で行ってみよう、と朝から晩までかかって旅をした頃にもこういった列車が走っていて、今思えばもっとたくさん乗っておけばよかったなぁ。
オハ35系とスハ43系の連結です。伸縮式のカプラーではないのでちょっと連結間隔が長いですが、渋いですねぇ。この後、カプラーはケーディの#5に全て交換しました。
KATOのDE10です。HOです。雑客列車や貨物にも似合うのでGETしてみました。値段もなかなかお手ごろです。手すりの表現などがNゲージとはかなり異なり良い雰囲気です。 ちょっと走行音がうるさいですが、滑らかで安定した走りはKATOならでは。
DE10もやっぱり運転手を乗せたいな、と思ったのですが、こちら側の運転席は動力の関係でかなり狭く、無理やり人形を加工して何とか乗せました。ちょっと手の位置が変ですね・・・。 反対側は簡単に載せられます。
本当は回転窓の寒冷地仕様があれば良かったのですが、KATOはDD51は2つの仕様を作ってくれたのに・・・。
2002年最後のお買い物(?)はTOMIXのHOのED75ヒサシつきでした。 田舎でよく見かけた機関車で、特にヒサシつきの精悍な表情がいい感じです。20系を牽引させると仙台行き寝台急行「新星」を思い出します。
TOMIXのHOゲージの電気機関車は1台目で、KATOと比べてどうなのか興味津々でしたが、なかなかの出来栄えです。パンタグラフにプラ部品が多いのは気に入りませんが、台車や屋根上などなかなかです。 走りもまずまず!
ただ・・・ヒサシつきにもかかわらず片側のパンタグラフのバネカバーが角タイプのモノがついており、間違えてました。 購入店とも相談しましたが、とりあえずTOMIXに交換部品を送ってくれるように依頼してみました。
・・・無事にTOMIXから交換部品が届きました!
久々のNゲージは、TOMIXの南部縦貫鉄道キハ10形レールバスセットです。 買う予定は無かったのですが、お店で見てみたらなかなかかわいらしかったもので・・・。
小さいにもかかわらず、ヘッドライト・テールライトがきちんと点灯します。特に屋根上のヘッドライトへの導光はなかなか凝っています。
2両セットで、2両ともモーター付です。ちゃんと車体番号は違います。 仕事で疲れて帰宅したときに、盛大にレールを設置する気にはなかなかなれないのですが、このくらい小さい車体ですと、ただの円形でも十分楽しめます。明かりを暗くして、のんびり走るレールバスを見ていると癒されます・・・。