スタームルガーのセキュリティシックス・・・。
ABS黒バージョンである。
WAのセキュリティシックスはブラックもメッキ仕上げが有名(?)だが、これはABSそのまま。
初期のものだろうか。
フロントサイトの固定用のピンがモールドで、メッキのモデルとは異なる。
刻印にはホワイトが元々入っていたが、出荷時からそうだったかどうかはわからない。 |
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エジェクターもきちんと動くが・・・実は中古屋さんの修理のおかげらしく、かなり大々的に加工してある。素人ではまず無理なレベルの加工である。 | |
分解してみると亜鉛合金の部品はほとんどがボロボロで、リコイルシールドも外すと同時に割れてしまい、シリンダーリリースボタンもポロポロと欠けてしまい、諦めようかと思ったくらいだが、せっかくエジェクターも修理されているし、がんばって直した。
洋白板や真鍮版で補強しながら涙ぐましい修理だが、瞬間接着剤もなかなか進化しているようで、耐衝撃性の高いタイプを使ったらなかなか頑丈になった。 ブラックモデルは亜鉛合金部品がメッキされていないので、傷みが激しいようである。なにしろ古いので、安心なのはやっぱりメッキのモデルだとおもう。ブラックメッキモデルは手にしていないので亜鉛合金部品がメッキかどうかはわからない。 |
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まあ、何とか遊べるレベルには修復できたので、ホワイトも徹底的に入れなおした。
リアサイト付近。 |
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バレルの刻印は一番華やかで良い感じ!
ちなみに、いつものように一度リューター+研磨ブラシでヘアーライン風に磨き、その上からクリアーを吹いている。 |
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反対側も刻印は綺麗。
なお、トリガー右上のスタームルガーマークあたりがかなり引けがあり、メッキモデルとだいぶ違う。 トリガーガードだけはクリアーを吹いていない。 |
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実はサファリランドタイプのターゲットグリップが欲しくて買ったようなもの。。それをシルバーモデルに装着し、ブラックモデルはスタームルガー純正の木グリをつけた。この方がどちらも似合うと思う。
くどいが、どう考えても亜鉛合金部品が痛んでいないのはメッキモデル。このブラックモデルは未発火だが、それでもかなりボロボロ。まあ保存環境にもよるのだろうけど。 プラスチックはなかなか自然分解しないので環境破壊が叫ばれているが、モデルガンではとてもありがたい。亜鉛合金が弱すぎるのだけど。 なお、プラスチック部品もやっぱりメッキの有無で剛性がちょっと違う気がする。ブラックの方がゆがみやすい感じ。 |
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馬鹿みたいな買い方をしてでも欲しかったターゲットグリップ。このグリップの薄さと心地よい握り心地は本当に良いのだ!
ラバーではなくプラというのがまたべたつかなくてモデルガンでは良いのかもしれない。普通はプラグリップは安っぽくて嫌なのだが、これは本当に良い! 実銃木グリよりモデルガンのプラグリのほうが気に入ったのはこれが初めて。 |
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しかしねぇ・・・。3丁でいくら使ったのやら。。しかも皆4インチで芸が無い!
ブラックがせめてポリスサービスシックスだったら良かったのだけど。。 スタームルガーのモデルガンは本当に少ないのだけど、結構カッコイイと思うし、現行のGP100シリーズとかも登場して欲しいのだが・・・。まあそもそもモデルガンが少ないので。。ガスガンだとスーパーレッドホークとかスーパーブラックホークはある。ちょっと巨大すぎるけど。 |
実銃木グリは渋くてカッコ良いのだが、握りにくいので、チーフスペシャルについていたアダプターをつけてみた。これだけで格段に握りやすくなる! |