S&WのM28、ハイウエイパトロールマン。
M29の44マグナムは有名だが、同じNフレームを使ったM28は地味な存在。
ハイウエイパトロールマンといっても実際にアメリカの警察に採用されたわけではないらしい。
コクサイの古いモデルガンを手に入れてみた。

購入時には結構痛んでいたが、古いということを考えると良いほうかもしれない。

元々はつや消しブラック塗装されているのだが、軽く全体を研磨し、わざとヘアーライン風に研磨痕を残してみた。

カートリッジはコクサイの短いタイプだが、昔のカートは弾頭部分が別の材質になっているし、刻印もちゃんとあり、まあ、良い感じ。短すぎて357マグナム弾には見えないけど。

マークはなぜかとても変わった記号。MとTのように見えるが、何だろう?

ハンマーとトリガーも研磨し、ケースハードン風にしてみた。

このドデカイシリンダーがNフレームの証!

さすがに細い357マグナム弾ではちょっとアンバランス。Nフレームで7発撃てるモデルもあったはず。

M28のお気に入りは、このくびれたバレル。上下にまっすぐのラインがあるのでM10などのようにくびれが目立たないが、なかなか独特の感じで良いのだ!

シリンダーのインサートは、発火していたらしく、汚かったので磨いたら、たまたまカートの弾頭風の部分のみピカピカになり、これはこれで弾頭が見えているみたいで良い感じなので、そのままにしてみた。

このくびれたバレルがたまらない・・・。刻印は「.357 CTG.」と「HIGHWAY PATROLMAN」とあるが、おそらくコクサイオリジナルだろう。

フレームに対してシリンダーが短く、前のほうが余っているのも面白い。

バレルはモナカ構造(?)で、金属製のチューブにプラスチックが被っている感じ。これがなかなか重さを演出しているようである。

フロントサイトのレッドはかけていたのでただいま作り直し中。

LフレームのM586と並べてもやっぱりNフレームはでかい!

まあ、44マグナムは本当に太いからねぇ。

グリップがプラなのが寂しい。。

Kフレームのスマイソンと並べるとますますフレームの大きさが違う。

Lフレームはトリガーガードの形もK,Lフレームとは違うのが面白い。

まあ、はっきり言って357マグナムのバランスからいくとNフレームはアンバランスで、6インチでもNフレームは頭でっかちに感じてしまう。Kフレームはスマートで良いのだが、357マグナムには強度不足が心配と、Lフレームが出来たのからして、やっぱりNフレームは過剰だったのだろう。

左から、Kフレーム(スマイソン)、Lフレーム(M586)、Nフレーム(M28)のシリンダー。やっぱり断然M28のシリンダーはでかい!

バランス的にはやはりLフレームのシリンダーがちょうど良い感じ。

いやー、6インチの357マグナムばかりたくさんそろえてしまった・・・。

結局木グリをGETした。。

S&W純正のNフレーム用。実は純正をGETしたのは初めてだった気がする!

旭工房さんのジャンクボックスでお手軽価格であった。

意外と古そうだが、やっぱり木の感じは良いねぇ・・・。

グリップを交換するだけで、銃全体がシックな感じに変わってしまうのが不思議なものである。
フロントサイトの赤も自作できた。赤い集光性のアクリルから削り出した。結構面倒・・・。

 


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