小俣光之:久々更新ページ


しばらくオーディオのページを更新していなかったのですが、飽きたわけではなく、家が狭かったので何も手を出せなかったのでした・・・。2001年末に引越し、少しは広くなったのと、カセットデッキが壊れたのをきっかけに、久しぶりにオーディオのページも追記してみました。

まずは、カートリッジ。長いことSATINのMCカートリッジを使ってきましたが、さすがに経年変化があるだろう、ということと、音ががさついてきた気がしていたので、本当に久しぶりに買ってみました。

SATINのMCカートリッジは独特の構造で、なんと針交換が自分で非常に簡単にできるのですが、残念ながらかなり昔に廃業してしまっています。独特の繊細な音は大好きだったのですが。

さて、プリアンプが真空管式で、トランスもオルトフォンの古ーいものしかなく、MCは厳しいかな、とMM型の元祖、シュアーにしてみました。学生のころにもあこがれていたものです。シュアーはトップグレードはV15シリーズで、確か最盛期にはもう少し高級で付属品も多いものがあったと思うのですが、現状でもきちんと販売されているのはうれしいです。

取り付けネジが私のシェルに合わず、ドイトで適当に買ってきてようやく取り付けできました。

やっぱりSATINのカートリッジは劣化していたようで、このカートリッジに交換してがさついた感じも無くなり、本当に気持ちのいい音になりました。まだまだアームやプレーヤー本体は大丈夫です。

・・・と一応プレーヤーのベルトが心配になり、探してみるとお店にも無く、通販でやっと見つけて買っておきました。純正では無いのですが。

CDプレーヤーはだいぶ前に壊れて交換していました。DENONのほどほどのグレードのものですが、これも本当に前のものとは別の音でした。

カセットデッキはA&Dの限定品を愛用していて、就職したてのころにはじめてボーナス一括ローンで買った思い出のデッキだったのですが、樹脂製のガイドが折れてしまい、何とか分解してエポキシパテで固めて使っていたのですが、気がついてみるとカセットデッキはどんどん製造中止になっていて、これはいかん!と慌ててSONYの3ヘッド機を買っておきました。これまた実に良い音で、妻はCDとダビングの音でダビングのほうをCDと間違えたくらいです。

いつのまにかメタルテープもほとんど製造中止になっているらしく、我が家の高級メタルテープを集めてみました。

個人的にはTDKのMR-Xが好きで、金属の重さが好きでした。自作曲などはいつもMR-Xに入れていました。

ソニーはセラミックが好きで、白い外観のテープを後期には作っていました。

マクセルはなかなか渋めのデザインでした。

メタルテープがまだ無かったころにはソニーのDUADが好きでした。Fe-Crのテープは当時は最高でした。ノーマルポジションでも録音できるのが特徴でした。

右のテープはビデオテープなどが出てきたころに、ナショナルが蒸着テープ、ということで売り出したものです。音が良い、という宣伝でしたがあまりはやらなかった記憶が・・・。

オープンリールは我々オーディオ少年(青年?)には憧れで、カセットテープもリールをデザインしたものが結構ありました。

究極はティアックのテープで、なんとリール部分を交換できたのです。が、残念なことにボディがただのプラスチックでちゃちなのでした・・・。もちろん交換の手間などを考えてもまったく実用的ではありません。

うーん、いつのまにかオーディオは一部のおじさんマニアだけのものになっていて、昔は地方の電気屋さんとかにも大き目のお店には必ずリスニングルームがあって、タンノイやJBLのスピーカーなどにあこがれていたものですが・・・。メディアもアナログは本当になくなりかけていて、デジタルばかり。手間とお金をかければアナログの音質は決してデジタルに明確に劣るものではないと言う主張も、ただの親父のたわごとになってしまったのでしょうか。


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